ガティ、天国に旅立ちました。
10月31日
午前2時11分
当犬舎のガティが天国に旅立ちました。
11月1日の今日で15歳のお誕生日でした。
ガティは、麻薬探知犬として、9年間、東京税関で麻薬探知犬として大活躍をした、当犬舎の自慢の英雄です。
引退後、私達の強い希望で当犬舎に帰省し、老後をのんびり過ごしていました。
昨年から自力で立てなくなり、寝たきりになってしまい、ずーっと介護生活でした。
気難しい性格でしたが、日を重ねるごとに老いていき、とても素直な優しいお爺ちゃんでした。
時には介護生活が辛くなる事もありましたが、介護できる事、私はとても幸せでした。
ガティは当時の麻薬探知犬の中でピカ一の才能だったと、担当者の方がおっしゃっていました。
たとえどんな小さな微量の麻薬も逃がさず、数多くの麻薬摘発をしたそうです。
10月に入り、体調にかなりの波がありました。
2週間ほど前から下降気味になり、覚悟しなくてはいけないと察しました。
最期は大好きな食事も取らなくなり、水分しか口にする事ができなくなりました。
亡くなる直前まで、綺麗な目をし、意識もハッキリでした。
そして最期は私達家族が見守るなか、大きな深呼吸をし、旅立っていきました…
誕生日まで、あと1日でした…
しかし、本当に本当によくぞここまで頑張ってくれました。
最期にしっかり看取れて、見送れた事、幸せに思います。
長い介護生活でしたが、ガティと過ごした時間は、かけがえのないとても幸せな時間でした。
生前、可愛がってくれた麻薬探知犬のセンターの皆様、お客様、本当にありがとうございました。
ガティ誕生日の今日、荼毘に付されました。
今まで居た場所にガティが居ないのが、とても寂しく、辛いです。
まだまだ気持ちの整理が付きませんが、前を向いてしっかり歩いていきたいと思います。
命あるものには必ず別れが訪れます。
今まで何頭も見送ってきましたが、何度経験しても、やはり辛いですね。。。
今一緒に居るワンズ達が、私達と一緒に居て幸せだと思ってくれるように、頑張らなければ!
ガティにまたいつの日か会える日が来ますように… 🙂
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
では、おやすみなさい☆ミ